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取り違い防止のために|培養室コラム2026.09.15

こんにちは、伏見IVF乳腺うえだクリニックの培養室です。

採卵で卵子が採れた後や精液を提出した後に、
「どんな風にわたしのものだと区別するのだろう?」
「間違えられたりしないのかな?」
と気になる方がいらっしゃるのではないでしょうか。

安心してください。

当院の培養室では、あずかった大切な卵子・精子・受精卵を万が一にも取り違えないよう、いくつもの対策を行っています。
 
 

取り違い防止策

 

①1つの作業台には1つの検体だけを置く

         検体をあつかう時に、他の患者様の検体と物理的に距離をおきます。
すべての準備を事前に済ませて、作業中に席から離れないようにすることも重要です。

 

②目視によるダブルチェック

         ひとつの作業をする際に2人が独立して確認するプロセスのことで、
培養室に限らず医療の現場でミスを防ぐために広く行われています。
当院では検体を入れるすべての容器に患者氏名とIDが明記されています。
それらを2人のスタッフ(培養士)が作業ごとに声出し・指差しで確認しています。
作業がカルテの指示と合っているか確認するときもダブルチェックを行います。

 

③システムによるチェック

         患者IDを手元の機械で読み込んで照合します。
ご夫婦のIDは紐づけているので読み合わせることができます。
ID同士に間違いがなければ「OK」の音と表示が出ます。
もしも違うIDを読むと「NG」と表示されアラート音が鳴ります。
試しにわざと違うIDを読み込んだことがあるのですが、
大きなアラート音に心臓がヒヤッ・・・必ず間違いに気が付ける確証を持ちました!
照合のデータは記録して保管しています。

 
 

培養室が一番気を付けていること

 
仕事をするうえで、培養室が一番気を付けていることは何だと思いますか?
菌を持ち込まないこと
検体を丁寧に扱うこと
正確な手技をすること
・・・
 
もちろん、たくさん注意すべき点はあるのですが、患者様の大切な検体をお預かりする私たちが
それらと同じぐらい気を付けていることは、「検体を取り違えないこと」です!!
(コラムを読まれた方には伝わっていることでしょう)
 
そのために万全な対策をおこなっています。
安心して大切な卵子・精子をお任せください。
 
 
伏見IVF乳腺うえだクリニック 培養士一同